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Wowee Zowee !

わーうぃーぞーうぃー!

2015年7月12日の断片日記

小沢健二が今から20年以上も前に「Life is coming back!」とか歌っていたけれど(それは今もなお僕の中で聞こえ続けている)、その偉大さというのはとてつもないエネルギーで絶望さえ引き受けた肯定と賛歌にのみ存在しているわけではない。それはその後「喜びを他の誰かと分かりあう! それだけ がこの世の中を熱くする! 」と歌わなければならなかったことや、「神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように にぎやかな場所で かかり続ける音楽に 僕はずっと耳をかたむけている」と祈っていた文脈から考えても、本当に切実な叫びのような言葉であるにもかかわらず、まさに「ラブリー」に響かせたその点にこそ強く宿っているのだと思う。そのような反転を愛すのは、自身がさまざまな場面において逆説的・分裂的な日々を営んでいるからなのだろうか。いずれにしても「1つの魔法」が解けかけているいま、僕は青春の終わりを強く感じているのだった。僕に10代はなかったのは確かだが、終わりを迎えて初めて僕にも青春があったのだと認識できた。そう、とても辛い日々でありながら、僕は圧倒的に赦されていた。実存として放り出されかけている刹那の折、もろもろを背負っていくのかあるいは捨てていくのかは闇の中。これまで少しずつ接近していた瞬間に対して、これからはもう少し歩みを速めて信仰者として神様に挑戦し続けねばならないのだろう。そのことだけは輪郭をクリアにしている。


▼僕は、寡黙に雄弁でありたい。かつての哲学者たちがそうであったように。