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Wowee Zowee !

わーうぃーぞーうぃー!

【2014年間ベスト】2014 WZ! BEST MUSIC vol.3  50-41

音楽 BEST DISC

50. Picture You Staring / Tops

Picture You Staring

Picture You Staring

 
モントリオールのレトロポップ集団の新作。今回も相変わらずの80sマナーな空気感で、哀愁漂うサウンドを奏でる。改変された「あの頃」で慰められる時代に、僕もまた没入していく…。
 

TOPS - Outside (Official Video) - YouTube
 
 

49. Move me / Mélat & Jansport J


 
テキサスのR&Bシンガー、メラットの新機軸EP。Jansport Jによるプロデュース。抜群に相性がいいと思う。
 
 

48. Warpaint / Warpaint

Warpaint

Warpaint


前作は本当に素晴らしかったなあ。もちろん今作も悪くはない。いくつかの楽曲は本当にクールだ。複雑な構造をひも解くとその構成因子の1つ1つは極めて単純であったりする。平坦な音像を重ねて奥行と温度を出すやり方で、何をつかもうとしているのか。アートワークはクリス・カニンガム。…にしては、穏やかだったね。でも作品の雰囲気をよくあらわしている。
  

Warpaint - Disco//Very - Keep It Healthy (Official ...
 
 

47. Electric Ballon / Ava luna

 
以前のバンドメンバーが日本に住んでいて、彼から教えてもらったくるりのことが好きだとフロンロマンか誰かが公言していたインタビューをどこかで読んだが、なるほどジャンルを横断していく感じは共通点があるなと感じる。ベースはアーティなギターロックだが、ブラックミュージックなどの要素をまぶして、ミニマルでありながら立体的な構造になっており、楽しく聴ける。ただ、Dirty Projectors的なうまさを発揮するまでにはもう少し時間が必要か。
 

Ava Luna- Sears Roebuck M&Ms
 
 

46. ささやき / ミツメ

ささやき

ささやき

 
ミニマルで幾何学的な団地のポートレイト。顔のない人々。グロテスクな善意と悪意とが同じ温度で同居するそのアートワークに空恐ろしさを覚える。前作のメロウさは少しだけ意味のある後退がなされ、言葉も意図的に散文的になっている。ギターサウンドやリズムセクションが幾重にも重ねられているいっぽうで、そこには空間が感じられる。足し算と引き算の美学が見事に融合。アートワークの沈黙が今作の雰囲気を雄弁に語っている。
 

ミツメ - 停滞夜 - YouTube
 
 

45. Three Love Songs / Ricky Eat Acid


 
アートワークに引っ張られすぎかもしれないが、それもまた音楽のありかた。非常にロマンチックなアンビエントエレクトロニカ。うすいノイズとキュートな電子音が静謐さのある世界を構築。後半はメロディアスかつ肉感的な展開もある。単にスウィートなだけでなく、ディストピア感もあってよいバランスだ。kid Aのあとの世界に鳴っている音はこういうものであってほしい。
 
 

44. us / 小谷美紗子

us

us


 
 

43. This is Pure EP / May

ベルギーのインディR&B。デビューEPかな。憂いを帯びた楽曲と声のキャラクターがかなり好み。Facebookにアップされている弾き語りも雰囲気があってよい。
 
 

42. You're Dead!! / Flying Lotus

 
おまえはもう、死んでいる!あるいは、はい死んだ!いま死んだよー!か。実際これを聞いて僕の頭はたぶん一回死んでいる。もうようわからん。
 

Flying Lotus - Never Catch Me ft. Kendrick Lamar ...
 
 

41. Fifth / The Autumn Defense

Fifth

Fifth

 
Wilcoはアメリカの良心だよなあと思うのだ。それでも、Autumn Defenseの新作が出るたびに何度でも記しておこうと思うが、僕は一貫してwilco本体よりもベーシストらのプロジェクトであるこのチームの方が好きだ。今作もまた安心のソフトロック。前作ほど70年代への目くばせは強くなく、本当にタイムレスな「良い曲」が並んでいる。オリジナルアルバムで、これだけ質の高い楽曲を並べ続けることができるのは、本当に賞賛に値する。季節を選ばない、攻守にバランスのとれたアルバム。ちなみに彼らのカタログはどれも良作なのでどこから聴いてもいいと思うが、どれか1曲と言われたら2003年の2ndに収録された「Why I'm Like This」を推す。ホーンセクションが絡んでくる終盤へ向けて優しく高まる感じがとてもいい。そのくせ意外とあっさり終わるそっけなさも好みだ。


The Autumn Defense - "None of This Will Matter ...