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Wowee Zowee !

わーうぃーぞーうぃー!

2012にんじんBEST DISC 40 vol.2

音楽 BEST DISC

35. Lonerism / Tame Impala

Lonerism

Lonerism

13thでも後期ビートルズでもいいが、とにかくそういうものってやっぱり偉大だったんだなという1枚。ファジーなサウンドスケープの中で展開される、ポップマナーにそったガレージは、1歩間違えばノスタルジアに堕しそうなそのギリギリの中で俯瞰の空を飛んでいる。だが、時代についていけなくなった僕のようなリスナーは、やはり冒頭のような感想を抱くにとどまってしまう。まったく、年はとりたくないものだ。

【つべ】Tame Impala - Elephant

 

34. Put Your Back N 2 It / Perfume Genius 

Put Your Back N 2 It

Put Your Back N 2 It

開放的なベッドルームミュージックという語義矛盾。いや、いまやベッドルームこそが世界への扉だ。それは夢想家にのみ許された特権ではない。だれしもが内側に抱える青年が、少しだけはにかみながら顔を出せば、オッケーなのだ。あふれ出る叙情性は哀しみだけをオファーしない。アントニーヘガティへの接近をも見せる傷だらけの青年は、まだまだ世界を席巻するポテンシャルを見せつけてくれている。

【つべ】Perfume Genius - 'Dark Parts'

 

33. Natives / Bright Moments

Natives

Natives

2000年代の後半から10年代にかけて隆盛をみせたここではないどこかへのまどろみと逃避。僕はそこにイマイチ共感できないままむしろ「いまここ」に没入していくことを求めていた。だが、ベイルートが東欧への憧憬をベースに展開したここではないどこかへは非常に好ましかった。それは地図上で表現されていることであるからして、翼を広げ縦横無尽に世界を飛び回りながらも常に依拠しているのはいまここ、そして私であるという意匠をまとっていたからである。

そのベイルートやArcade Fireで活躍するトランペット奏者の新作。とてもよい作品だが「Natives」か、と思う。つまりは何者でもない僕は、同じくらいウェルメイドされていたとしても、ベイルートくらいのロマンティシズムと風通しの良さがある方が好ましいなということである。  

 【つべ】Bright Moments "Travelers"

 

32. 夏は行ってしまった / One Day / サニーデイ・サービス

配信限定EP2発をまとめて。夏だけが行ってしまうものだなと思った。僕は一生サニーデイを聴き続けるだろう。

【つべ】サニーデイ・サービス「夏は行ってしまった」

【つべ】サニーデイ・サービス「One Day」

 

31. Let Go / Revolver

Let Go

Let Go

フランスからメランコリックなポップミュージックを奏でる新星。ほどよい「軽さ」とアンセミックなソングライティングとコーラスワーク、小躍りするギターリフ。目新しさはないが継続してこういうものが出続けることは重要ですね。

【つべ】Revolver - Wind Song