Wowee Zowee !

わーうぃーぞーうぃー!

虫が部屋の前で死んでいたことについて

2、3日前から部屋の前で一匹の虫が死んでいる。死を「終わり」ととらえるならば、「死んでいる」という言葉がいったいどういう状態を指しているのかは僕もよくわからないのだが。

何もこんな場所でと思いつつ、彼は恐らくは死に場所を選べなかったのだろうなとも思った。では僕は?選べるとしたら何を選択する?思いついたそれらはあまりに無意味なものであった。瞬間に生きることに価値はあるが、瞬間に生き、永劫の時の中に死ぬ者に、感情的な意味における「快」ができることは殆どない。そもそもが「有」の世界に生きる僕らにとって「無」の世界はいささか強大さが過ぎる。

だがもしその無の世界を駆逐することができるとすれば間違いなく瞬間に生きることだろうと思う。彼の死は僕にとっての希望だ。無駄には、しないよ。