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街場の教育論 / 内田樹

街場の教育論街場の教育論
内田 樹

ミシマ社 2008-11-15
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大変興味深く読みました。全てに同意ではないし、首をかしげる部分もあるにはありましたが。
「個人の付加価値をどこまで高めるかということしか言わない」てのはある一面ではその通りなんだろうな。もちろん内的な部分を妙な方向に重視しぎたのが「やりがい」とかいう個人的にはおぞましい言葉の氾濫なんだろうなとも思うけど。

まあそれはそれとして、

それは教育の本質が「こことは違う場所、こことは違う時間の流れ、ここにいるのとは違う人たち」との回路を穿つことにあるからです。「外部」との通路を開くことにあるからです。
(中略)
教育の中心はこの「教えるものと学ぶもの」の出会いにあります。そこにおいてその両者のどちらにも属さないものが立ち現れるからです。教師にも子どもにも属さないもの。それを「外部」と言ってもいいし、「他者」と言ってもいいし、「第三者」と言ってもいい。教師以外のどのようなステイクホルダーも、子どもとの対面状況において、そのような「第三者」を呼び出すことができません。

この部分には大変な元気をいただきました。もうそれだけで読んだ価値があった。
そういう信念を持ってやっているところではありますしね。活字として入ってきたことで改めて浮かび上がってきたものではありますが。多謝。