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Wowee Zowee !

わーうぃーぞーうぃー!

Wowee Music 3

Brand New No.5

The Big Moon / Love in the 4th Dimension

ラヴ・イン・ザ・フォース・ディメンション

ラヴ・イン・ザ・フォース・ディメンション


The Big Moon - Cupid

The Big Moon - Silent Movie Susie
 
この面構えというかたたずまいが最高じゃない?ロック(じゃなくて本当はロックンロールが好きなんだ)リスナーとしてもここ数年はどうしても他ジャンルの面白さの前には勝てないよねと思っていたのだけれども、彼女たちが目覚めの一撃を喰らわせてくれた。ロンドンの(またロンドンというのに意味があると思う)女の子4人組。メロディアスでエモーショナル。ポップ黎明期のガールズグループのようなコーラスワークが琴線に。でもただひたすらにって感じでもなくちゃんとそこには文脈もあって、だからこれはあれだよね、ロマンみたいなもの。『The Bends』型の快作だってのは納得がいく。
 
 

DYGL / Say Goodbye to Memory Den

Say Goodbye to Memory Den

Say Goodbye to Memory Den


DYGL "Don't Know Where It Is" / Out Of Town Films
 
The StrokesアルバートハモンドJrがプロデュースのフルレンス。EPの頃の荒い感じがなくサウンドがクリアになってどうかな、と最初は思ったけれど再録である「Wasted Time」がとても良かった。先行で公開されていたオープナー「Come Together」がポストパンクというかニューウェーブなことに顕著なように、全体としてガレージ一発にはならずバラエティに富んでいるので、サウンドデザインの妙が生きている。ビデオは好みの問題でライヴのものを。
 
 

Yogee New Waves / Waves

WAVES※初回限定盤(CD+DVD)

WAVES※初回限定盤(CD+DVD)


Yogee New Waves / World is Mine(Official MV)
 
2年半ぶりの新作。とにかく「Climax Night」ひいては1st『Paraiso』、EP『Sunset Town』の素晴らしさがあって、否応なしに期待値は高まっていたのだが、十分それを満たしてくれた。メンバーチェンジを経て、より「バンド」としてはタイトになったのかなということを感じさせる充実作。シニカルなんてクソくらえ、という温度でありながらその風通しの良さには都会っ子特有の余裕を感じてしまう。最高だよ。

 
 

大森靖子 / kitixxxgaia

kitixxxgaia

kitixxxgaia


大森靖子「ドグマ・マグマ」Music Video/YOUTUBE Ver.
 
リリースは3月。昨年のBEST DISC記事がお蔵入りになったのは前作『TOKYO BLACK HOLE』があまりにも大きすぎて、そこだけ文が書きあげられなかったから(ほんとだよ。でも1位ではないんだよ)なのだった。それで実は今作についても僕はいまだに語るべき言葉を持たないのだけれども、ようやく「触れよう」という気持ちにはなれたので、取り上げておく。前作に収録されていた「マジックミラー」での宣言が『洗脳』以来のメジャー3作品をちゃんとつないでいるのがすごいな、と思う。僕はデヴィッド・ボウイには「正確には」間にあわなかった人間だけど、彼女がいるからいいもんね。ご神体と化した「大森靖子」を通じて人生を乱反射させ、何かを受け取りなおす作業。当の大森自身もそれを楽しんでいるかのようだ。反復の中での受け取りなおしは未来へ、追憶は過去へ。ノスタルジーに中指立てたら、未来は明るい。
 
 

cero / ロープウェー


cero / ロープウェー
 
昨年12月のシングル『街の報せ』のアナログ盤発売にあわせて公開された収録曲「ロープウェー」のMV。このシングルでは滝本淳助氏の写真がジャケットに使用されているのだが、そのアートワークとどこか地続きのようなMVになっている。「Everything's gone to the foggy outside やがて人生は次のコーナーに 人生が次のコーナーに差し掛かって」と歌われる「ロープウェー」は、ともすれば表題曲よりも存在感がある。そもそもがこのジャケット写真に曲をつけてみようと考えたところから作業が始まっているらしいから、その印象は間違いではなかったのかもしれない。アートワーク含めて作品なのだよな、と改めて思った次第。
 

Wowee Movie 3

20170415 バッファロー'66

観る時期にもよるのかもしれない。別に感情移入できるものが全てだなんて価値観はもってないけれど、それにしてもこれはノリきれない部分があるかもなあと思ってしまった。それでもボーリング場のダンスシーンはコケティッシュで最高だし、オフビートな感じとかは好みのはずなのだ。きっと今は健全さに嗜好が向いているからかもかもしれない。それでも健全さなんて究極的には狂気でしかないとそう思うのだけれども。


20170505 告白

告白 【DVD特別価格版】 [DVD]

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それぞれの語り手がそれぞれに信用できなくて、それなのにどんどん物語のテンションが上がっていくさまが何とも言えなかった。映像的にはスローモーションの多用がどうもひっかかってしまったが、ファミレスから出た松たか子が嗚咽するシーンなどは圧巻で、愛娘の命が奪われたことに対する復讐が、あれはあれで復讐に成りきれていなかったんだなと思わせられるもので心打たれるものがあった。ともあれ、主題歌の「Last Flowers」では「If I'm gonna talk / I just wanna talk / Please don't interrupt / Just sit back and listen」と歌われていて、それが全編に通底しているのだった。そして橋本愛は、相変わらずその佇まいだけで画になっていた。ある意味ではこの時期まではその存在が持つポテンシャルが彼女の色んなものを牽引していたように思う。それは決してネガティブな意味ではなく、そうでなくては表現できないものが確かにあるとそういうことなのだと思う。本当にこの頃の眼力は、何をやっても様になっていたなと思う。最近とみに頭から離れない。


20170505 ワンダフルワールドエンド
 
長くなったのでエントリを独立させた。ネタバレもある。
wowee-zowee.hatenablog.com